お金の使い方がわからない、老後のために貯蓄はいくらすればいいのか不安がある。
お金はあって困るものではありません。
生活するためには必要なものです。
ですが、何もせず我慢して貯蓄するのでは問題があります。
そもそもお金とは価値を交換するためだけのものです。
お金の考え方についてお話していきます。
お金は価値の交換をするだけのもの
お金には、紙幣と硬貨が存在します。
日本が発行している日本銀行券と呼ばれるものです。
お金自体には、何の価値もありません。
数字が書いてあり、10000円、5000円、2000円、1000円、500円など、堂々の価値のある物と交換することができます。
例えば、スーパーで100円のニンジン1本を買う場合、硬貨の100円と交換しているだけです。
もちろん、99円では交換できませんし、ニンジンを盗めば万引きとなり立派な犯罪になります。
同等な価値のある物と交換できる紙切れと丸い金属、それがお金です。
お金がいっぱい欲しいと思いますが、重要なのは貯蓄額の金額の大きさではなくお金の使い方にあります。
お金は自分にプラスになるものと交換したほうが良い
お金を使い方のコツは、そこにお金を使って自分が楽しめるか?
にかかってきます。
金額と同等の物やサービスと交換して自分が楽しめるなら率先してお金を使うべきです。
自分のお金は自分が楽しむために使う、経験や体験が生まれますので決して無駄にはなりません。
いくら貯蓄をしていてもあの世には持っていけません。
ある程度の貯蓄は必要ですが、自分が人生を楽しむ道具の1つとして自己投資に使うことがもっとも賢い使い方です。
目的もなくただ貯蓄をしているのは、その時できた楽しい時間を捨て、我慢の連続となり、後で後悔する可能性が高いです。
貯金の基本は我慢である
貯蓄を増やすだけを考えるなら、単純に物との交換をしなければお金は増えていきます。
必要なものを我慢して、貯めておけば労働者の方はお金は自動で溜まっていきます。
お金が貯められない人は、
- 無駄なところにお金を使っている
- 節約しない
- そもそも、労働力の提供が低い
が考えられます。
また、ギャンブルは物と金の交換ではなく射幸性を煽る確率のゲームです。
そのため、お金を増やすことは基本的に難しくなります。
将来、必要なお金は分からない
将来が不安で、できるだけ多く貯金をしたがる傾向がありますが、いくら必要かは誰にもわかりません。
お金がたくさんあっても、じゃぶじゃぶ使えばあっという間になくなります。
少なくても考え方次第でいくらでもなります。
要するにその人の考え方ひとつで変わってきます。
お金より、自分のマインドが大切になります。
お金を稼ぐ手段はこの世に2つしかない
物と交換できるお金を手に入れる方法は、
- 労働力を提供する
- 価値を提供する
この2つしかありません。
楽して稼げる、簡単に稼げるなどお金を儲ける人もおりますが、この2つ以外にお金を稼ぐ手段はあり得ません。
労働力を提供するとは
労働力を提供するとは、単純に自分の労働力を提供することです。
労働時間を賃金に変えて、給料としてお金をいただくことです。
労働者は、時給や月給を会社と約束する代わりに決まった労働時間を会社に提供するという事になります。
年休の正式名称は、年次有給休暇です。
給料の有る休暇なので給料は減りませんが、遅刻や早退は給料が下がります。
労働時間を提供していないので当然ですよね。
雇われの労働者、パート、アルバイトのことです。
価値を提供するとは
価値を提供するとは、自ら価値のある物やサービスを生み出すことです。
経営者や投資家、アフィリエイターがこちらに当てはまります。
価値のある物やサービスを作り、世の人々に広め、利用してもらうことです。
価値のある物、サービスを作るために自分のお金を使って必要な道具を集めて作るということです。
これを投資といいます。
- 価値のある物やサービスを作るために必要な道具を買う
- 価値のある物、サービスを作る
- 世の中に広め、利用してもらう
価値のある物、サービスを使ってもらう代わりに対価としてお金をもらうという事です。
金は天下の回りものというのはこういった理由からです。
お金の上手な使い方は人生を豊かにする
お金は、金額と同等な物やサービスと交換する道具に過ぎません。
大きな金額を持っているという事は、より様々な物やサービスと交換できるだけです。
今、自分に必要な物と交換し楽しい時間を過ごすほうが大切です。
物と交換しても使わなければお金を捨てていることと同じです。
将来の不安から、貯蓄で我慢の連続よりもその時の自分の楽しみにお金を自己投資したほうが人生は楽しくなります。
お金は生み出せますが、時間は平等であり、生み出すことはできません。
Time is money
時は金なり