痩せたいけど食べたいと思う。
太りたくないから、つい考えてしまう。
決まりの文句は、ダイエットは明日から。
太る方法も痩せる方法も答えは1つしかありません。
痩せる方法は、運動ではなく食事です。
痩せることは意外と単純で簡単です。
痩せるには答えは一つしかない
今より痩せたい、体重を落としたいなら気にするのは運動よりも食事です。
体重は数字です。
足し算と引き算しかありません。
運動量より摂取量が多ければ太りますし、逆に摂取量より運動量が多ければ痩せます。
摂取カロリー>消費カロリー⇒太る
摂取カロリー<消費カロリー⇒痩せる
摂取カロリー=消費カロリー⇒現状維持
ということになります。
甘いものを食べようが、ステーキを食べようがこの法則さえ破らなければ太ることはあり得ません。
太るから水も飲まないという人もいますが、水で太ることはあり得ません。
理由は、水のカロリーは0だからです。
カロリーがないのに太ることはあり得ません。
水を飲んで太るのは一時的にむくんだだけで、時間の経過とともに不要な水分は尿となって排出されます。
太るのは毎日食べ過ぎ
運動不足で最近太ってきた、お腹がたるんできたと感じるのは、毎日の摂取カロリーが多いからです。
消費しきれずに体内に蓄積されて、脂肪となって溜まることになります。
体重1kgを落とすのに必要な消費カロリーは7000カロリーと言われています。
逆もまたしかりで、1kg体重を増やすのに必要なカロリーは7000カロリーということになります。
太る人は一気に太ったのではなく、徐々に徐々に太っていったはずです。
多分、毎日摂取カロリーが多いことで少しずつ増えたのではないでしょうか。
いきなり1日で5kgも10kgも体重を増やすのは厳しいものがあります。
単純に7000を30で割ると、約233.3カロリーです。
毎日、消費カロリーより摂取カロリーが約233.3カロリー多ければ、1ヶ月後には7000カロリーとなり1kg体重が増えます。
一番最悪な食べ方は、食事後にすぐ寝ることです。
食べ物が体内で消費されませんから太るのは当然の結果です。
食事の摂取量を見直すだけでも違います。
太る人は毎日少しずつ食べ過ぎているはずです。
1ヶ月に落としていい体重は現状の2%まで
減量するにあたって、理想とする体重目標がありますが、1ヶ月に落としていい体重は現状の2%までです。
現状の体重が60kgなら1ヶ月に落としていい体重は1.2kgまでです。
70kgなら1.4kgが1ヶ月間で落としていい体重の限度です。
この2%を超えた痩せ方をすると過酷な食事制限や、続かない激しい運動に走り、結果、途中挫折や不健康な身体、病的な痩せ方になってしまいます。
なので、痩せるには長期的な計画と継続が必要です。
例えば、
体重60kgの人が毎月2%の減量を目指して食生活を半年間見直すと、
60⇒58.8⇒57.6⇒56.4⇒55.3⇒54.2⇒53.1 となります。
半年後には、53.1kgになり約7kgの減量ができます。
こう考えると簡単にできると思いませんか?
たった2%、されど2%です。
確実に痩せるポイントはコレ
確実に体重の減量を成功させるポイントは、
- 毎日の食生活を確実に見直すこと(毎日食べ過ぎのはずです)
- 水はいくら飲んでも大丈夫(トイレが近くなります)
- 基本的にケーキでもステーキでも何を食べても大丈夫と思うこと(計算して食べましょう)
- 好きなものは人から奪ってでも食べること(我慢は毒です)
- 食べ過ぎたと思ったら次の日で調節すれば十分可能と思うこと(いきなり太ることは不可能です)
- 毎日決まった時間に体重計に乗ること(例えば、毎朝起きてすぐ)
- 規則正しい生活をすること(例えば、6時起床の22時就寝など)
- 決まった時間に3食食事をとること(8時、12時、18時など)
- 減量する体重の設定方法は、現状の2%までとすること(これ以上減量すると病的な痩せ方になります)
- 食べてすぐ寝ない事(太るには確実です)
- 有酸素運動を取り入れる場合、20分以上は継続して取り入れること(ウォーキング・水泳など)
- 万歩計や運動に必要な道具は自己投資と思うこと(数字で目に見えるものが良い)
- 2%の減量で長期的に少しずつ減らすこと(太ったものゆっくりだから痩せるのもゆっくりで)
です。
人間には基礎代謝があります。
基礎代謝とは、動かなくても勝手に消費されるエネルギーの事です。
寝ているだけでも、内蔵は勝手に動いてますよね。
また、筋肉量を増やすと基礎代謝が上がります。
有酸素運動は、20分以上で行い負荷量は60%の力で十分です。
ちょっと息が上がるくらいの丁度気持ちいいくらいが理想です。
痩せるのは足し算と引き算、たった2%の小さな減量を目標にするだけで、半年後大きな結果を招きます。
痩せたいけど食べたい人は、まず食べましょう。
次の日で十分、調整はできます。